【会計事務所 ブラック 見分け方を採用現場目線で解説】
「会計事務所って、どこも忙しいですよね?」
転職相談を受けていると、かなりの頻度でこの言葉を聞きます。
確かに、会計事務所は楽な仕事ではありません。
ただ、忙しい=ブラックではないんです。
実際に見てきた中で言うと、
ブラックな会計事務所にはかなり分かりやすい共通点があります。
しかもそれは、入社前の段階で見抜けるものがほとんどです。
この記事では、
会計事務所のブラックな職場を避けるための見分け方を
採用・転職支援の現場でよくある実例ベースで解説します。
そもそも「ブラック会計事務所」とは?
まず前提として整理しておきます。
ブラック会計事務所とは、単に
「繁忙期が忙しい事務所」ではありません。
私がこれまで見てきた中で、
ブラックだと感じる事務所は、だいたい次のような状態です。
- 残業が常態化しているのに改善する気がない
- 残業代が出ない、または仕組みが曖昧
- 有給はあるが、実際には誰も使っていない
- 所長の機嫌や価値観がすべて
- 人が辞めても「根性が足りない」で片付ける
「修行だから仕方ない」で済ませている事務所は、
長期的に見るとほぼ例外なく人が潰れます。
見分け方① 求人票がやたらフワッとしている
ブラック会計事務所を見分けるうえで、
一番分かりやすいのが求人票です。
要注意な表現
- アットホームな職場
- 成長できる環境
- 裁量権が大きい
- やる気重視
これ、悪い言葉ではないんですが、
具体的な説明が一切ない場合は注意してください。
実際、
「残業時間」「繁忙期の働き方」「教育体制」
このあたりを聞かれると急に濁す事務所は多いです。
正直な話、
条件が悪くない事務所ほど、
数字や実態をちゃんと書いています。
見分け方② 給与が相場より明らかに低い
会計事務所業界は、
経験年数や担当件数によって
ある程度の相場が見えやすい業界です。
それにもかかわらず、
- 経験者なのに年収300万円台
- 昇給額が不明
- 「所長判断で決めます」と言われる
こういった場合は、
長く働く前提で考えられていない可能性が高いです。
実際、
「給料は安いけど勉強になるから」
と言って入社した方が、
2〜3年で限界を迎えるケースはかなり多いです。
見分け方③ いつ見ても求人が出ている
これはかなり分かりやすいサインです。
- 1年中求人が出ている
- 毎年同じ時期に大量募集
- 未経験歓迎なのに教育の話がない
このパターン、
人が定着していない事務所でよく見ます。
中には、
「毎年3人入って、毎年3人辞める」
という状態が当たり前になっている事務所もあります。
人が辞める理由には、
だいたい共通点があります。
見分け方④ 面接で精神論が多い
面接は、
ブラックかどうかを見抜く最大のチャンスです。
注意したいのは、
こんな言葉がやたら多い場合。
- この業界は甘くない
- 繁忙期は覚悟してもらう
- 若いうちは修行
努力は必要です。
ただ、仕組みの話が一切出ない場合は要注意です。
逆に、良い事務所ほど、
- 業務効率化の工夫
- 残業を減らす取り組み
- 教育の進め方
を自然に説明してくれます。
見分け方⑤ 転職エージェントの言い回しが曖昧
これは意外と見落とされがちですが、
かなり重要なポイントです。
エージェントがこんな言い方をしたら、
一度立ち止まって考えてください。
- 合う人には合います
- 成長意欲が高い方向けです
- 正直、楽ではありません
これは、
「ブラック」と断言できない時の表現であることが多いです。
一方で、
- なぜ人が辞めたのか
- 実際の残業時間
- 過去の定着率
を具体的に教えてくれるエージェントは信頼できます。
個人的に「これは危ない」と思う一言
少し余談ですが、
個人的に一番警戒するのはこの言葉です。
「未経験だから仕方ないよ」
この言葉を免罪符にしている事務所は、
教育もしないし、改善もしません。
未経験だからこそ、
ちゃんと育てる体制があるかを見るべきです。
まとめ|会計事務所 ブラック 見分け方5選
最後にまとめます。
ブラック会計事務所を見分けるポイント
- 求人票が抽象的すぎる
- 給与・昇給が不透明
- 常に求人が出ている
- 面接が精神論だらけ
- エージェントの説明が曖昧
会計事務所への転職は、
キャリアを大きく左右します。
「入ってから後悔する」より、
入る前に見抜く。
そのために、ぜひこの記事を役立ててください。

