税理士が「ブラック会計事務所」に入らないための見分け方5選

会計職の転職ノウハウ

【会計事務所 ブラック 見分け方を採用現場目線で解説】

「会計事務所って、どこも忙しいですよね?」
転職相談を受けていると、かなりの頻度でこの言葉を聞きます。

確かに、会計事務所は楽な仕事ではありません。
ただ、忙しい=ブラックではないんです。

実際に見てきた中で言うと、
ブラックな会計事務所にはかなり分かりやすい共通点があります。
しかもそれは、入社前の段階で見抜けるものがほとんどです。

この記事では、
会計事務所のブラックな職場を避けるための見分け方
採用・転職支援の現場でよくある実例ベースで解説します。


そもそも「ブラック会計事務所」とは?

まず前提として整理しておきます。

ブラック会計事務所とは、単に
「繁忙期が忙しい事務所」ではありません。

私がこれまで見てきた中で、
ブラックだと感じる事務所は、だいたい次のような状態です。

  • 残業が常態化しているのに改善する気がない
  • 残業代が出ない、または仕組みが曖昧
  • 有給はあるが、実際には誰も使っていない
  • 所長の機嫌や価値観がすべて
  • 人が辞めても「根性が足りない」で片付ける

「修行だから仕方ない」で済ませている事務所は、
長期的に見るとほぼ例外なく人が潰れます。


見分け方① 求人票がやたらフワッとしている

ブラック会計事務所を見分けるうえで、
一番分かりやすいのが求人票です。

要注意な表現

  • アットホームな職場
  • 成長できる環境
  • 裁量権が大きい
  • やる気重視

これ、悪い言葉ではないんですが、
具体的な説明が一切ない場合は注意してください。

実際、
「残業時間」「繁忙期の働き方」「教育体制」
このあたりを聞かれると急に濁す事務所は多いです。

正直な話、
条件が悪くない事務所ほど、
数字や実態をちゃんと書いています。


見分け方② 給与が相場より明らかに低い

会計事務所業界は、
経験年数や担当件数によって
ある程度の相場が見えやすい業界です。

それにもかかわらず、

  • 経験者なのに年収300万円台
  • 昇給額が不明
  • 「所長判断で決めます」と言われる

こういった場合は、
長く働く前提で考えられていない可能性が高いです。

実際、
「給料は安いけど勉強になるから」
と言って入社した方が、
2〜3年で限界を迎えるケースはかなり多いです。


見分け方③ いつ見ても求人が出ている

これはかなり分かりやすいサインです。

  • 1年中求人が出ている
  • 毎年同じ時期に大量募集
  • 未経験歓迎なのに教育の話がない

このパターン、
人が定着していない事務所でよく見ます。

中には、
「毎年3人入って、毎年3人辞める」
という状態が当たり前になっている事務所もあります。

人が辞める理由には、
だいたい共通点があります。


見分け方④ 面接で精神論が多い

面接は、
ブラックかどうかを見抜く最大のチャンスです。

注意したいのは、
こんな言葉がやたら多い場合。

  • この業界は甘くない
  • 繁忙期は覚悟してもらう
  • 若いうちは修行

努力は必要です。
ただ、仕組みの話が一切出ない場合は要注意です。

逆に、良い事務所ほど、

  • 業務効率化の工夫
  • 残業を減らす取り組み
  • 教育の進め方

を自然に説明してくれます。


見分け方⑤ 転職エージェントの言い回しが曖昧

これは意外と見落とされがちですが、
かなり重要なポイントです。

エージェントがこんな言い方をしたら、
一度立ち止まって考えてください。

  • 合う人には合います
  • 成長意欲が高い方向けです
  • 正直、楽ではありません

これは、
「ブラック」と断言できない時の表現であることが多いです。

一方で、

  • なぜ人が辞めたのか
  • 実際の残業時間
  • 過去の定着率

を具体的に教えてくれるエージェントは信頼できます。


個人的に「これは危ない」と思う一言

少し余談ですが、
個人的に一番警戒するのはこの言葉です。

「未経験だから仕方ないよ」

この言葉を免罪符にしている事務所は、
教育もしないし、改善もしません。

未経験だからこそ、
ちゃんと育てる体制があるかを見るべきです。


まとめ|会計事務所 ブラック 見分け方5選

最後にまとめます。

ブラック会計事務所を見分けるポイント

  1. 求人票が抽象的すぎる
  2. 給与・昇給が不透明
  3. 常に求人が出ている
  4. 面接が精神論だらけ
  5. エージェントの説明が曖昧

会計事務所への転職は、
キャリアを大きく左右します。

「入ってから後悔する」より、
入る前に見抜く
そのために、ぜひこの記事を役立ててください。

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