※税理士・会計士の転職面接で本当に見られているポイントとは?
「書類は通るのに、なぜか面接で落ちる」
「手応えがあったのに不採用だった」
税理士・会計士の転職相談で、最も多い悩みが“面接で落ちる理由がわからないというものです。
私はこれまで
- 税理士・会計士専門の人材紹介
- 採用企業側(面接官・決裁者)との同席・すり合わせ
- 不採用理由のフィードバック回収
を10年以上続けてきました。
また、自社採用面接の面接官も長年経験しています。
この記事では、面接官が本音では語らない「落とす理由」を、
採用現場のリアルな視点でトップ3形式で解説します。
これを知っているかどうかで、
👉 面接通過率は確実に変わります。
税理士・会計士の面接は「能力」より「ズレ」で落ちる
最初に重要な前提をお伝えします。
税理士・会計士の面接で落ちる理由の多くは、
「能力不足」ではありません。
実際の不採用理由の多くは、
- 期待している人物像とのズレ
- 価値観・スタンスの違い
- 入社後のリスクが想像できてしまった
こうした「違和感」です。
では、その違和感はどこで生まれるのか。
ここから、面接官が感じている致命的な3つのポイントを解説します。
面接で落ちる理由①:転職理由が「不満ベース」になっている
面接官の本音
「この人、同じ理由でまた辞めそうだな…」
これは本当に多いです。
よくあるNG例
- 残業が多くてつらかった
- 上司と合わなかった
- 給与が上がらなかった
- 評価制度が不透明だった
もちろん、事実としては正しいケースも多いです。
しかし面接官が見ているのは「事実」よりも捉え方です。
なぜ落ちるのか?
面接官は無意識にこう考えます。
- うちでも同じ不満を持たれないか?
- 環境要因のせいにするタイプでは?
- 問題が起きた時、どう行動する人か?
結果、
👉 「リスクが高い人材」と判断されやすくなります。
OKな言い換え例
❌「残業が多くて…」
⭕「業務効率や優先順位の重要性を学び、より改善意識の高い環境で力を発揮したいと考えました」
不満 → 学び → 次に活かしたいこと
この変換ができるかが、合否を分けます。
面接で落ちる理由②:スキル説明が“作業レベル”で止まっている
面接官の本音
「何をやってきたかは分かる。でも、何ができる人なの?」
税理士・会計士にありがちな説明
- 月次・年次決算を担当していました
- 法人税・消費税申告をやっていました
- クライアント対応をしていました
これは経歴説明としてはOKですが、
評価材料としては弱いです。
面接官が本当に知りたいこと
- どのレベルで任されていたのか
- 何を考えて業務をしていたのか
- トラブル時にどう対応したか
- 付加価値をどう出していたか
つまり、
👉 「再現性のある力があるか」を見ています。
改善例
❌「申告書を作っていました」
⭕「税額だけでなく、翌期の資金繰りを見据えた説明を意識していました」
この一文があるだけで、
“作業者” → “プロフェッショナル”に見えます。
面接で落ちる理由③:志望動機が「どこでも通じる内容」
面接官の本音
「それ、うちじゃなくてもよくない?」
これはかなり致命的です。
よくある志望動機
- 成長できる環境だと思った
- 幅広い業務に携われそう
- 風通しが良さそう
全部、正しい。
でも、どの事務所・どの企業でも言える。
なぜ評価が下がる?
面接官はこう考えます。
- 他社が第一志望なのでは?
- 内定を出しても辞退されそう
- 早期離職の可能性がある
結果、能力が高くても落ちることがあります。
通過しやすい志望動機の型
① 過去の経験
+
② その事務所(企業)の特徴
+
③ 自分がどう貢献できるか
この3点がつながっていればOKです。
面接官は「一緒に働く未来」を想像している
面接は試験ではありません。
面接官が見ているのは、
- この人と毎日話せるか
- お客様を任せられるか
- チームに悪影響が出ないか
という感情レベルの判断です。
だからこそ、
- 正解っぽい回答
- 用意されたテンプレ回答
よりも、
👉 「納得感のあるストーリー」が重視されます。
面接対策は“独学”だとズレやすい
ここまで読んで、
「自分の受け答え、結構まずかったかも…」
と思った方も多いはずです。
実は、面接対策は
候補者視点だけだと高確率でズレます。
なぜなら、
- 何がNGか
- どこで評価が落ちるか
- 企業ごとの地雷ポイント
は、面接官側にしか見えないからです。
▶ 面接通過率を上げたい方へ(ご案内)
もしあなたが、
- 面接でよく落ちる理由を知りたい
- 自分の回答を面接官目線でチェックしてほしい
- 税理士・会計士転職で失敗したくない
と思っているなら、以下も参考にしてください。
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まとめ|落ちる理由を知れば、対策はできる
税理士・会計士の面接で落ちる理由は、
- 不満ベースの転職理由
- 作業レベルで止まったスキル説明
- どこでも通じる志望動機
この3つがほとんどです。
逆に言えば、
👉 ここを修正するだけで通過率は大きく変わります。
次の面接で後悔しないために、
ぜひ一度、自分の受け答えを「面接官の目」で見直してみてください。

